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東京マラソン 3万人出迎え“裏方”奔走 

アジア最大規模となる「東京マラソン」は2月18日、フルマラソンに2万5000人、10キロの部には5000人のランナーを迎えて開催される。トップ選手と市民ランナーが同じ舞台を共有する都市型マラソンは国内初の試み。ボランティアだけでも約1万人の支援を受けるレースを1週間後に控え、大会を支える人々の汗もにじむ。(金子昌世、国府田英之)

コースに苦心

足かけ3年近く、都内を自転車で走り回った。どのくらいの距離を、何日走ったのかは覚えていない。ただ都から支給された「ママチャリ」は乗りつぶした。それほどの重労働だった。

ペダルをこぐ脚で感じたのは、都内は南北に坂が多いということだった。スタート地点の都庁から名所を織り込みつつ、ほぼ東に進むコースにたどり着いた。その上で道路の一方だけに駅出入り口があると、道路封鎖中は反対側から利用できないので「なるべく歩道橋のある道を選んだ」。沿道の商店などに協力も訴えた。「観光的にプラスということで理解はあり、基本的には反対というわけではなかった」と胸をなでおろしたことも。3万人のランナーを迎える真新しいコースは努力の結晶だ。

 

ボランティア1万人/AED隊スタンバイ

 それでも不安は尽きない。「回を重ねて作ったのでなく、一気に実現させた大会。ランナーに加え、ボランティア1万人、スタッフ1万人と、ひとつの市ほどの人数をコントロールしないといけない。当日に何が起きるか…」。だからこそ「交通規制を含め周囲がいろんな我慢を背負っていることを、ランナーにも分かってもらいたい」。“苦労人”はこう願ってもいる。

 

自転車で救護

 「助けられる命は助けたい。そのために待つのでなく、行く救護態勢が必要なんです」。国士舘大大学院スポーツ・システム研究科修士2年で救急救命士の前住智也さん(24)は訴える。今大会の医療態勢を支える「モバイルAED(自動対外式除細動器)隊」の指令塔役だ。

 市民マラソン中に亡くなる原因の多くが心臓の疾患で、突然の心停止は「心室細動」と呼ばれる不整脈が原因といわれる。その治療に有効なのが電気的除細動(電気ショック)だという。モバイルAED隊とは、事故現場に素早く到着できるようにAEDを携帯した救急救命士の自転車隊なのだ。国士舘大大学院の田中秀治教授は「3分以内に除細動を行わないと、AEDの効果はない。安全にレースをしてもらうために最初の3分をどうするか、いかに早く駆けつけるかを考えたとき自転車が一番だった」と説明する。「待つ」救護から「行く」救護を可能にしたのが自転車だった。

3万人が走る今大会では、2人1組で10組のAED隊が3人の医師の指導の下、約2.5キロごとをカバー。連絡には携帯電話を使い、「事故発生」の一報を受けた本部は、事故現場に一番近いAED隊に連絡、応急手当てを行う。さらに救急救命を学ぶ国士舘大の学生52人がAEDを持ち、5キロ以降のコース沿いに3人1組で待機する。待機する後輩たちに、前住さんは「現場に触れることで必ずモチベーションが上がると思う。こうした大会を知り、救急救命士になる学生が増えれば、より多くの大会をサポートできるようになる」と期待を込めている。
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