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Automated External Defibrillator

The Japan Times '07.4.17より

 本日のジャパンタイムズに日本でのAEDの普及について掲載されていたのでご紹介します。

 Placement is happening faster in Japan than anywhere else in the world, according to Dr. Hideo Mitamura, a cardiologist who led a lengthy battle to get the rules on AEDs changed. Until July 2004, only medical and emergency personnel were allowed to operate an AED in Japan, but now lay people can use them as well.

"It's amazing how fast AEDs have been disseminated since the rules changed," Mitamura told me in an interview at Saiseikai Central Hospital in Tokyo, where he serves as deputy director. "In 2006, 45,000 AEDS were sold and placed around Japan, making this the second largest market after the United States."

Unfortunately, a number of tragedies occurred before Japan brought its laws into line with international recommendations by allowing public access to AEDs.

The most publicized was the death of Prince Takamado, a member of the Imperial family who collapsed in September 2002 while playing squash. Although an ambulance arrived within eight minutes, paramedics were too late to resuscitate the prince. He almost certainly would have survived had an AED been on site, Mitamura asserts.

Another tragic case was 14-year-old Shunpei Inage, who collapsed and died after running at school in June 2004, just one month before AED use by lay people was approved. His parents set up a foundation that has successfully pushed for AEDs in every high school in Hokkaido.

一部抜粋~http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/ek20070417wh.html

 2006年は45000台のAEDが売れ、アメリカに次ぐ市場になっているのでしょうか?
台数もさることながら、使える人も同じように増えていって欲しいと思います。
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学校での出来事 3

wakayama


輝きつづけて」のAKIさんから頂いたニュースです。
先月15日の読売新聞の記事より。


 昨年の12月、体育の授業中に心停止となり、心拍が戻ってからも2週間意識不明だった中学3年(15歳)の生徒が日常生活に支障がないまでに回復し、3月14日 県立医大付属病院(和歌山市)を退院した
心臓がけいれんした状態で、生存率が低く、助かっても脳に後遺症が残る可能性が高かったが、養護教諭と学校近くを走っていた救急車の救急救命士が連携し、素早い処置で命を救った。

 有本さんは昨年12月7日、学校のグランドでマラソン中に突然倒れた。駆けつけた養護教諭が119番通報を指示し、人工呼吸と心臓マッサージを開始。救急車もすぐ到着し、救命士が「何度も講習を受けた」というAEDで電気ショックを与えた。心停止からわずか5分後、有本さんの心臓は搬送途中で動き始めた。

彼女を襲った症状は不整脈の一種で、心臓がけいれん状態になる「心室細動」。
2分以内にAEDを使えば75%以上が助かるが、5分後なら40%、10分後ではほぼ0%。
助かっても後遺症から植物状態になる危険が高いとされている。

病院の教授は「本人の生命力ももちろんだが、教諭と救命士の迷いのない行動が彼女の命を救った。 通報、応急処置、AED,院内治療と一連の流れがかみ合い、理想的な初期治療だった。
偶然と必然が重なって、生命の鎖がつながった。非常にまれなケース」と話している。

 この学校にはAEDは無かった。
でも、倒れた人のそばにいた人の適切な判断と心肺蘇生、そして救急車の素早い到着、AEDによる電気ショックでひとつの大切ないのちが救われた。
AEDがあっても助けられない時もある。
やはり、周りの人が常に「あり得ないことが起こるかもしれない」時に備えて、自分に出来る事を「準備」しておくことが重要なのだと思う。

学校での出来事 2

野球部初練習で死亡 川島高、1年生がランニング中に倒れる~徳島新聞より~

吉野川市川島町山田の市道で十日、近くの川島高校野球部の一年男子生徒(15)=同市=が、練習の一環でランニングしていた際に呼吸困難になって倒れ、救急車で同市内の病院に運ばれたが死亡したことが十一日分かった。男子生徒は入学後、初めて部の練習に参加していた。

 同校などによると、男子生徒は十日午後六時半ごろ、二、三年生三人と一年生十二人で学校周辺の約三キロのコースを走っていた。倒れたのは約二キロほど走った付近。後ろを走っていた部員が気づき、近くの住民に頼んで一一九番通報、救急隊員が自動体外式除細動器(AED)で心肺蘇生(そせい)を試みながら病院に搬送したが同七時四十五分に亡くなった。

 当時、顧問の男性教諭は、同校グラウンドで他の部員約四十人を指導していた。部員からの連絡で倒れた現場に駆けつけ、男子生徒に心肺蘇生法を施すとともに、学校からAEDを持ってくるよう携帯電話で求めたが、救急車の方が先に到着したという。

 この日、男子生徒は、他の部員と午後四時ごろからグラウンドで、ジャンプなど基礎体力作りの練習の後、ランニングをしていた。

 男子生徒は心臓に持病があったが、医師に相談の上で部活動に参加していたという。中学校でも野球をしていて、「甲子園を目指したい」と入部したばかりだった。

 同校の藤本幸一校長は「夢と希望を膨らませて入学したばかりの出来事で大変つらく、ご家族の気持ちを察すると残念。事故防止を一層徹底していく」と話した。

http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_117627325192&v=&vm=1

 この学校にはAEDはあった。でも救急車の方が早かった。
心臓に持病があった。医師は危険性は指摘できても、それがいつ起こるかはわからない。やはりすぐ近くにいる人の力に頼る事しかできない。
そこに今の医療の限界があると、当会がお世話になっている医師も心を痛めている。

 そばにいた人達は、自分達のできる限りのことをしたと思う。
でも間に合わなかった。
「あり得ないこと」は起きる。
それを想定して今一度安全にスポーツに取り組めるように、各学校では「もしも」のときのためのシュミレーションをして欲しい。

息子が無念の死 命救いたい

酪農家・関川さん、長沼町にAED寄贈
北海道新聞より

2月に急性心停止で最愛の息子をなくした町内の酪農業、関川彰さん(48)が9日、心臓に電気ショックを与えて蘇生(そせい)させる自動体外式除細動器(AED)など(総額約45万円相当)を町に寄贈した。関川さんは「町内に普及させて、救える命を救いたい」と語っている。

 関川さんの長男智和君=当時(17)=は江別市のとわの森三愛高で寮生活をしていた。系列の酪農学園大に進み、将来は獣医師の資格を取り父の牧場を継ぐのが夢だった。しかし、二月十六日、授業中に体の不調を訴え早退。寮に戻って自室のベッドで休んでいたところ、急性心停止に見舞われた。周囲も夜まで異変に気付かなかったという。

 発見時はすでに死亡していたが、寮の関係者が「心臓マッサージがうまくいかなかった」と話していたことから、関川さんは居合わせた人が救命の専門家でなくても助けられるようにと、AEDを寄贈することにした。

智和君は小学時代はスキー、中学で野球部に所属し、健康の不安は全くなかったという。関川さん「突然の心停止は誰にでも起こりうることを痛感した。人が集まる所への設置を進め、救命率が上がるよう教育、指導にも力を入れてほしい」と町に要請した。町のほか、江別市と同高にも機材を寄贈した。

 贈られたAEDは智和君の母校・中央長沼中に配備される。南空知消防組合長沼支署によると、AEDのある施設は総合保健福祉センターりふれ、長沼高、航空自衛隊長沼分屯基地に次ぎ町内四カ所目。また、一緒に贈られたAEDの操作方法を学ぶ訓練用機材は町民向け講習会で活用する。(荒木太郎)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/19943.php

 すべての学校にAEDを。
いつも言い続けていることだが、AEDがあったからと言って必ず助かるとは限らない。
一番大切な事は、あり得ないことが起こるかも知れないという危機感を持つことだと思う。
「・・・だったら」「あの時こうしていれば・・・」といくら悔やんでも大切ないのちは戻ってこない。
同じ事が繰り返されないように、若いいのちを預かる人達には今一度「いのちを守るために出来る事、やらなければいけない事」を真剣に考えて欲しい。

AED 進む公立高配備

和歌山・滋賀など全校導入~読売新聞より

広がる地域間格差、奈良体育系2校のみ

全国の公立学校で、心停止状態になった救急患者の救命に役立つAED(自動体外式除細動器)を配備する動きが広がっている。近畿では、和歌山県で昨年5月、県立高校生が部活動後に心臓発作で突然死する出来事があり、公立高校を中心に急速に配備が進んだ。しかし、財政事情から遅れ気味な地域もあり、救急救命体制に学校間格差が生まれつつある。

■きっかけ
 「あの時、AEDがあれば……」。和歌山県田辺市の県立田辺高の立野淑郎校長は唇をかむ。ソフトテニス部の1年男子部員(15)が練習後、部室で心停止状態に陥ったのは、2006年5月。心臓マッサージのかいなく、約2時間後に亡くなった。05年10月に同県立箕島高で1年男子生徒が体育の授業中に突然死したのをきっかけに県立校の一部が学校の予算でAEDを購入。田辺高も検討中だった。

■先進県
 愛知県では、一般市民も使えるようになった04年度に高校や盲・聾(ろう)・養護学校など全県立学校182校にいち早く配備を終えた。が、こうした先進県は少数派。

 徳島県では05年4、5月に県立高校で突然死が相次いだため、直後に全校に備えた。同年11月、県立高校で休み時間中に生徒が心停止状態に陥ったが、AEDで措置し、一命をとりとめた。和歌山県では田辺高の事故翌月、「悲しい教訓を生かしたい」と県が未配備の41校への配備を表明し、一気に整備。滋賀県も田辺高の事故を機に全69校への設置を決めた。近畿では、京都府(58校)、兵庫県(167校)を含めた4府県がすでに全校配備を終えた。

日本循環器学会AED検討委員会委員長で、東京都済生会中央病院の三田村秀雄副院長は「成長とともに不整脈が出ることがあり、小中高校に限ると、心臓が原因の突然死は高校生の発生が最も多い。校内では事故時に目撃者がいて救命できる機会が多い。配備が進まないのは意識の問題に尽きる」と話している。

http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20070407kk02.htm

救急救命体制のこの学校間格差が一日も早くなくなって欲しいと常に願っています。
何かが起こってから後悔して考えるのではなく、大切な生徒を預かる学校は緊急の場合の備えをもう一度考えて欲しいものです。
お金には代えられない大切な命。全学校にAEDが配備されますように。

ミズノ、胸部保護パッド」を発売

野球をもっと楽しく安全に
「野球・ソフトボール用胸部保護パッド」発売


 ミズノでは、野球及びソフトボールのボールが胸部に当たり心臓震とう(※1)に至る危険性を低減するための「野球・ソフトボール用胸部保護パッド」を開発しました。5月10日より、全国のミズノ野球品取扱店で発売します。
 近年、野球やソフトボールのプレー時やキャッチボール時にボールが胸に当たり発症した心臓震とうの症例が複数報告されています。
 今回発売の「野球・ソフトボール用胸部保護パッド」は、この心臓震とうに至る危険性を低減し、安心してプレーが出来るように開発したものです。右投げ、左投げ兼用で、衝撃吸収性に優れた素材を採用しています。
 こうした胸部保護パッドは、これまでに国内では販売されていませんでした。

※1:限られたあるタイミングで心臓に衝撃が加わることにより、不整脈が生じることが原因とされる心臓突然死で、子供の投げたボールが当たる程度の弱い衝撃でも発症します。胸郭がやわらかく衝撃が心臓に伝わりやすい18歳以下の子供に多く発症しています。

「野球・ソフトボール用胸部保護パッド」(※身長155cm未満用、右投げ選手装着例)
 ※ 関連資料参照


【 「野球・ソフトボール用胸部保護パッド」特長 】
 「野球・ソフトボール用胸部保護パッド」に求められる最も重要な機能が衝撃吸収性です。財団法人製品安全協会が定める基準を満たす衝撃吸収性を有しながら、動作の妨げにならないよう軽量・薄肉化を実現するために、内部は4層構造になっています。ボールの衝撃を一番に受ける最外層には衝撃吸収力に優れた低反発ウレタン素材を採用しています。
 また、野球のあらゆる動作を妨げないような形状を追及し、装着方法も片方の肩と胴体にベルトで固定する方法(※2)を採用しています。体に接触する内表面には蒸れによる不快感を軽減するために、通気性に優れた素材を採用しています。

※2 左投げ選手装着例
 ※ 関連資料参照


 記

商品名:野球・ソフトボール用胸部保護パッド
     (硬式野球・軟式野球・ソフトボール兼用、右投げ・左投げ兼用)

    サイズ※( )内は質量                  価格
身長155cm未満用(約110g)         ¥4,515(本体¥4,300)
身長155cm以上175cm未満用(約140g)  ¥4,725(本体¥4,500)
身長175cm以上用(約170g)         ¥4,935(本体¥4,700)

※記載価格は消費税込みの金額です。( )内は消費税抜き本体価格です。

カラー:ブラック
初年度販売目標:50,000個

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=157078&lindID=4

スポーツを楽しむ人が、より安全にスポーツができるように。
「心臓しんとう」に対する理解が、深まって指導者や選手が積極的にこのパットを使って欲しいと思います。
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